【教員×キャリア】働き方に悩んだ私が「このままでいいのか?」に向き合った日【クジラボ体験記#1】

仕事のこと

こんにちは、くりはら けんです。

高校の先生をやっています。

生徒たちと授業や学校行事で関わり、忙しくも充実した日々を送ってきました。

そして2024年度、転勤がありました。

この転勤をきっかけに「このまま教員を続けていけるのか?」というモヤモヤに向き合わざるを得なくなった年でした。

  • 子どもが生まれてから感じていた働き方への違和感
  • 部活や分掌で土日も関係ない日々
  • 家族との時間がどんどん削られていく現実

でも、このモヤモヤを誰に相談していいのか、わからなかったんです。

同僚に話せば「それが教員だよ」と言われそう。
管理職に話せば「経験を積んでナンボ」と諭されそう。
家族には「今後の生活どうするの?」と心配をかけてしまいそう。

そんな中、出会ったのが「クジラボ」というキャリア支援サービスでした。

クジラボとは

「クジラボ」は、教員などの専門職に特化したキャリア支援サービス。
マンツーマンでキャリアの棚卸しや、今後の方向性を考えるサポートをしてくれます。

2024年8月から11月にかけて、全5回のキャリアカウンセリングを受けてみたんです。

この記事では、

  • 教員という仕事にやりがいを感じつつもモヤモヤしている人
  • 教員を続けるか迷っている30代
  • クジラボって実際どうなの?と気になっている人

に向けて、自分の実体験をありのままに発信していきます。

DAY1のテーマは「パーソナルカリキュラムの作成」

まずは、私くりはらの自己紹介をします。

  • 公立高校の数学教員
  • 講師経験を含め、高校で10年以上勤務
  • 妻と息子2人との4人家族

初回のセッションでは、今抱えている悩みや理想の状態を言語化していきました。

事前面談で明らかになった悩み

初回セッション前、本契約前に事前面談をしました。

悩み①:自分の強みや良さがわからない

教員生活10年以上、目の前の子どもたちに全力で向き合ってきました。

でも転勤によって希望しない分掌を任されたとき、ふと思ったんです。

「あれ?自分って何が得意なんだっけ?教員向いてないのかな?」と。

悩み②:教員を続けるべきか、辞めるべきか

子どもが生まれてから、土日も出勤で家庭を妻に任せきり・・・。

妻に申し訳ない気持ち、子どもからの「今日もお仕事?」という言葉に胸が痛む日々。

「家族との時間をもっと大事にしたい」

そんな気持ちが強くなるほど、今の働き方と理想とのギャップが浮き彫りになっていきました。

今の自分と向き合う − 現在地の整理

教員としての仕事

授業は楽しい。特に数学の授業は自分の強みを発揮できる時間。

日々の授業はすごく楽しい!

数学が苦手な生徒にどう伝えれば「わかった!」につながるか。

「わかった!」と言ってもらえたら、とても嬉しい!
「うーん・・・」となってしまったら、とても悔しい・・・。

この試行錯誤が楽しいんです。

でも、分掌や部活は正直しんどい。

分掌…教員の担当部署、と言い換えてもOKですね。

生徒指導部とか、進路指導部とかいうやつです。

その分掌の仕事の多忙さ、希望しない役割、自分に向いていないと感じる仕事・・・。

「経験年数」が「適性」より重視される空気に違和感。

自分自身の適性が正当に評価されていないのでは?という感情に支配されていました。


さらには、部活動による土日の拘束時間。

部活動によって拘束される休日は、なんのために仕事してるんだっけ?と感じざるを得ませんでした。

くりはら けん
くりはら けん

自分でキャリアを選べない働き方に、モヤモヤを感じていました。
それが日に日に大きくなる感覚がありましたね。

家族との関係

  • 土日の部活が常態化。家族との時間が取れない。
  • 子どもに「今日もお仕事?」と聞かれるたびに、胸がざわつく。
  • 妻にワンオペ育児を任せきり。理解はしてくれているけど、これでいいのか?

教員として仕事をしているんだから、それが当たり前でしょ?

と言われてしまいそうですが、そこに違和感を覚えているんです。

DAY1セッションの気付き

キャリアメンターさんに言われた一言が、特に印象に残っています。

メンターさん
メンターさん

「数学の授業がを楽しい」という感覚、それが強みを活かせている証拠ですよね。

くりはらさんにとって「数学」が自分の「強み」を活かせている領域なんです。

これには、ハッとさせられました。

  • 授業は強みを活かせているから楽しい
  • 分掌や部活動は強みを活かせないからモヤモヤする

この構造に気付けたことで、自分の感情に根っこが少し見えた気がしました。

改めて考えた「理想の状態」

  • 前向きにワクワクできる毎日を送りたい
  • 教員だけでなく「別の場所でも活躍できる自分」でいたい
  • 家族との時間を犠牲にしない働き方をしたい

この「理想」があるから、今の働き方に違和感を覚えていたんだ。

それに気づけたことで「変わりたい」という意欲が自然と湧いてきました。


この「理想」を叶える。この気持ちは欲張りなのかもしれません。

現実的には難しいかもしれません。

でも、そこに向かって進みたいな、変わりたいなという気持ちが大きくなりました。

まとめ:話すことで、見えてくるものがある

誰にも言えなかった悩みを、教員の世界を理解してくれるプロに話す。

それだけで、頭の中のモヤモヤが少しずつ形になってきました。

キャリアを考えるって、大げさな話じゃなくてもいい。

まずは「今の自分の状態を知る」ところから始めてみる。

そんな一歩を踏み出すのに、クジラボのセッションはピッタリでした。

次回のセッションに向けて

次回は「人生の中で大切にしたい価値観」について考えてくるのが宿題。

  • なぜその価値観を大事にしたいのか?
  • その価値観を軸に、どんなキャリアを描けるのか?

じっくり自分と向き合っていく時間が始まりました。

メンターさん
メンターさん

現状を脱却して、自分自身を変えていきたいとくりはらさんは思っているんですね。
理想があるからこそ、今のモヤモヤが生まれている。
自己理解がはっきりしていくことで、モヤモヤの突破口が見えるかもしれない。

なるほど。

自分と向き合うことを避けていたことを痛感しました。


DAY2の記録も、また記事にしていきます。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました!

もし「自分も同じような悩みを抱えている…」と思った方がいたら、コメントやSNSで気軽に話しかけてくださいね。

くりはら けんでした!

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