【教員×キャリア】”自分らしく生きる”ために必要なもの【クジラボ体験記#2】

仕事のこと

こんにちは、くりはら けんです。

今回は、クジラボのキャリアカウンセリングの第2回セッションのレポートです。

第1回では、自分がどんなことにモヤモヤを感じていて、どんな理想の状態を目指したいのかを言語化しました。

(まだ読んでいない方は、ぜひ↓からどうぞ!)

本編に入る前に、改めて私くりはらの自己紹介です。

  • 公立高校の数学教員
  • 講師経験を含め、高校で10年以上勤務
  • 妻と息子2人との4人家族

教員という仕事は好き。けれど・・・

  • 授業で生徒と関わるのは楽しい
  • 数学の教える瞬間はやりがいを感じる
  • だけど、分掌や部活でキャリアが固定される現実に違和感がある

そんな「好きだけでは続けていけない働き方」への不安が、前回のセッションで明らかになりました。

では、そこからどう進むか?

第2回では、人生を前向きに進めるための「価値観」にフォーカスしました。

自分の”コンパス”を持つということ

今回のテーマは「自分が人生で大切にしたい価値観を明確にすること」。

人生の方向性を見出すうえで、価値観は”コンパス”のようなもの。

これがないと、どの道を選んでもモヤモヤが残り続けてしまう。

クジラボでは、キャリア選択の前に「価値観の棚卸し」が必須。

それは「自分がどこへ向いたいのか?」を考える第一歩になるからです。

くりはらが大切にしたい、3つの価値観

前回の宿題の報告として、大切にしたい価値観を、次の3つを挙げました。

①冒険:新しい体験にワクワクしたい

私は新しい環境に飛び込むことが好きです。

大学時代は、学内のボランティアサークルに所属しながら、1人で大学の外のアカペラサークルに飛び込んだことがあります。

社会人になってからも、『「お金」を学ぶ』『「お金の教育」を考える』オンラインコミュニティに参加。

そこでオンラインでの交流やリアルな場での交流をしたり、さまざまな価値観と出会ったりすることが、自分にとって「楽しく充実する」時間です。

自分の知らない世界を知る」ことにワクワクする。

その経験が、教員という仕事にもポジティブに還元されています。

一方で、「周囲の先生と違うことをしている自分、誇れる自分でありたい」という気持ちも、心のどこかにあります。

②知識:学ぶことそのものが喜び

勉強を楽しいと感じる生徒は少ないですが、私は「学ぶこと」自体に大きな価値を感じています。

知らなかったことを知る、新しい知識を得る―

それ自体が、自分の活力になる。

また、「学んだことを誰かに伝える」ことも好き。

だからこそ、教員という職業が自分にフィットしている部分もあると感じています。

③礼儀:誠実に、丁寧に人と接する

私はどんな関係性でも「礼儀」を大切にしたいと感じています。

同僚や生徒はもちろんのこと、家族や子どもに対しても「礼」の心は持っていたいです。

敬意を持って接することを忘れない。

それが自分のポリシーです。

一方で「嫌われたくない」という気持ちも強く、八方美人になってしまうという点もありますね。

メンターとの対話で見えた、もう一歩深い”自分”

これら3つの価値観をメンターに伝えたうえで、セッションではさらに深堀りしていきました。

「冒険」…行動の原動力とは?

メンターさん
メンターさん

新しい場に飛び込める、その原動力ってなんですか?

私は考えました。
なぜ、他の先生がやらないようなことを、あえてやろうとするのか。

答えは2つ。

1.学校一本では不安だから

自分が今後もずっと学校という世界でしか通用しない人間だったらどうしよう?

そんな不安があるんです。

変化の激しい今の時代、「一つの場所でしか働けないこと」はリスクかもしれない。

そう思うようになったのが、30代後半になってからでした。

2.他者に誇りたい自分がいる

もう一つは、「他者からすごいって思われたい」自分がいること。

正直、フツウの教員とは違う自分を誇りたい。

誰もやっていないことをやっている自分、カッコいい!って思いたい。

そういう自己顕示欲も、確かにあります。

でも、それは裏を返せば「自己肯定感の低さ」の表れでもありますね。

自分の過去と向き合う時間になった

メンターとの対話の中で、過去の自分を思い出しました。

  • なにかに挑戦しようとすると、上には上がいて諦めてしまう。
  • うまくいかないと「これは違う」と言って別のことを始める
  • その繰り返しだった学生時代・・・

そんな”逃げグセ”のある自分への、どこか負い目のような感情も持っていたんです。

「認められたい対象者はいない」という気づき

メンターさん
メンターさん

その”誇りたい”気持ち、誰に認められたいと思っていますか?

くりはら けん
くりはら けん

……誰っていう相手はいないんですよね。

ここでも気づきがありました。

「誰かに褒められたい」というよりは、

「唯一無二の自分」でありたい。
「自分だからこその価値」を持っていたい。

これが、今の自分の深層部分での動機なのだと気づいたんです。

他者との比較ではなく、自分だけの価値を見出したい。

この気付きは、これからのキャリア選択の軸になると思いました。

まとめ:価値観の言語化が、自分の道を照らし出す

今回は、人生で大切にしたい価値観を明らかにするセッションでした。

  • なぜ自分は新しいことに挑戦するのか?
  • なぜ”違うこと”をやっていると安心するのか?
  • 自分が本当に求めているものはなにか?

言葉にしていく過程で、自分自身でも気づいていなかった感情が浮かび上がってきました。

他者と比べることなく、「自分だけの価値」に向き合う

このプロセスは、教員としてだけでなく、一人の社会人・父親・人間としてのあり方にもつながる深い学びでした。

次回のテーマは「過去の経験の棚卸し」

次回のセッションでは、今までの人生の「分岐点」や「選択の背景」について深堀りしていきます。

  • なぜ今の自分になったのか?
  • どんな判断基準で生きてきたのか?
  • そこから見えてくる”共通点”は?

また深い自己理解の旅になりそうです。

楽しみ半分、怖さ半分ですが、しっかり向き合っていきたいと思います。


また次回、DAY3の記録も記事にしていきます。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました!

もし「自分も同じような悩みを抱えている…」と思った方がいたら、コメントやSNSで気軽に話しかけてくださいね。

くりはら けんでした!

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